はじめに、このツールはPS Vita内のPSPエミュレータ上で動作するものであり、PS Vitaそのものがハッキングされたわけではありません。
全ての自作ソフトが起動するわけではなく、ISOも起動できません。

さらに、必要となるゲーム「Motorstorm Raging Ice」は、
既にPSストアから削除されていますので、購入されていない方は導入する事ができません。
※販売が再開されたとしても対策されている可能性があります。

ファイルの転送にも公式のツールを使用しなければならない為、
容易に対策が行われる可能性があります。
※現在推奨される「コンテンツ管理アシスタント」のバージョンは
1.10.4086.63前後ですが、インストールしなければ確認できません。

強固なプロテクトで、なかなか思うようには行かないようですが
PS VitaでPSP用自作ソフトが起動できる第一歩となりました。

以下に導入方法をまとめてみました。

はじめに、以下の操作によってお手持ちのPS Vitaが故障しましても
当サイト管理人は一切の責任を持ちませんので、
自己責任でお願い致します。

VHBL導入と起動方法

• PS VitaをFW1.61にアップグレードしてください。

• 「Vita Half Byte Loader JP Version」をDLして
  解凍してください。

• 「UCJS101040000」フォルダを右クリック→「プロパティ」→
  読み取り専用のチェックをはずしてください。
  ※「変更をこのフォルダ、サブフォルダおよびファイルに適用する」にチェックされているのを確認してOKを押してください。

• 「コンテンツ管理アシスタント」で設定したセーブフォルダに「UCJS101040000」フォルダをコピーしてください。
  例:C:\Documents and Settings\Owner\My Documents
  \PS Vita\PSAVEDATA\個別ID\UCJS101040000

• PS VitaをPCに接続し、「コンテンツ管理アシスタント」を
  起動してください。

• 「パソコン→PS Vita」→「アプリケーション」→「セーブデータ」を
  選択して「UCJS101040000」を転送してください。

• 「MotorStorm Raging Ice」を起動し、「LOAD」を選択して
  セーブデータを読み込んでください。

• メニュー画面で「WRECKREATION」→「TIME ATTACK」→
  「NO」を選択するとVHBLが起動します。

自作ソフトの導入方法

• VHBLで起動させたい自作ソフトを用意し、EBOOT.PBPが含まれているフォルダをzipファイルに圧縮してください。
  ※圧縮方法は無圧縮。

• 圧縮したファイルを「install.zip」にリネームしてください。

• 適当なPSPゲームのセーブデータを用意し、そのフォルダの中に
  「install.zip」をコピーして先ほどと同じ場所にコピーしてください。
  例:C:\Documents and Settings\Owner\My Documents
  \PS Vita\PSAVEDATA\個別ID\○○○
  

• PS VitaをPCに接続し、「コンテンツ管理アシスタント」を
  起動してください。

• 「パソコン→PS Vita」→「アプリケーション」→「セーブデータ」を
  選択して「install.zip」の入ったセーブデータを転送してください。

• PS VitaでVHBLを起動してください。

• 「ms0:/PSP/SAVEDATA/」へ移動して「install.zip」の入った
  セーブデータを選択すれば自作ソフトがインストールされます。

• 「ms0:/PSP/GAME/」に自作ソフト名が表示されていますので、
  起動ができれば成功です。
  ※全ての自作ソフトが起動するわけではありません。