iPodに「iPod Linux」と「iBoy」をインストールする事で、
ゲームボーイ・ゲームボーイカラーが動作するようになります。
公式インストーラー
[
iPod Linux Installer]
非公式インストーラー
[
Easy Installer][
5G Installer][
Nano Installer][
Mini Installer]
インストール方法を以下にまとめてみましたが、
第4世代20GB(白黒)のiPodを使用しましたので、ほかの世代や、iPod nano,mini等のインストーラーでの確認はしておりません。
はじめに、以下の操作によってお手持ちのiPodが故障しましても
当サイト管理人は一切の責任を持ちませんので、自己責任でお願い致します。
□ iPod Linux for Windowsのインストール
- [Easy Installer]をDLして解凍します。(第1~3世代未対応)
- iPodをPCに接続し、iTunes等でディスクモードにして下さい。
- 「ezipl.exe」を起動すると自動的にインストールが開始され、
20秒程度で完了します。
- iPodの接続を解除すると、アップルのロゴが表示されるので左ボタン(巻戻し)を長押しして下さい。しばらくすると、メニューが表示されるので「iPodLinux」を選択すれば起動する事ができます。
- 通常のiPodに戻る方法は、iPod Linuxの最初のメニュー画面から「Power」→「Turn off iPod」→「Absolutely」で再起動したあとにメニューが表示されるので「Apple」を選択して起動して下さい。
- iPod Linuxを起動する方法は、決定ボタンとMENUボタンを同時長押しでアップルのロゴを表示させ、左ボタン(巻戻し)を長押しして下さい。メニューが表示されるので「iPodLinux」を選択して下さい。
iPod Linuxには標準でテトリスやオセロ等のゲームがあり、録音機能も搭載。ogg形式の音声、avi形式の動画にも対応しています。
□ iBoyのインストール
- [こちら]からiBoy 0.7.5.3をDLして解凍します。
- 「iboy.cfg」をメモ帳等で開き、以下の部分を変更します。
contrast=96~98ぐらい(色の明暗・デフォルト101)
romdir=/hp/gb/roms/
savedir=/hp/gb/saves/
- メモ帳等のテキストエディタに以下2行を入力して、
mv /hp/iboy.cfg /etc/iboy.cfg
rm /hp/start
startという名前で保存後、".txt"の拡張子を削除します。
- iPodをディスクモードでPCに接続してください。
- iPodのルートフォルダ(いちばん上の階層)に「gb」フォルダを作成し、その中に「roms」フォルダと「saves」フォルダを作成します。
- 「roms」フォルダにGBのロム(拡張子.gbか.gbc)を入れます。
- 「iboy_oldkern」を「iboy」にリネームして「gb」フォルダに入れます。(「iboy_newkern」はGBカラー対応版だと思われます。)
- 先ほどの「iboy.cfg」ファイルと「start」ファイルをiPodのルートフォルダにコピーします。
- iPodの接続を解除して抜きます。iPod Linuxを起動させ、「FileBrowser」→「hp」→「gb」→「iboy」でiBoyが起動。
iBoyのメニューはホイールタッチではなく上下を押して選択。
Load Rom...を押してゲームを選択すればGBが楽しめます。
- 操作方法は以下のようになっています。
ホイール上下左右を触る = ↑↓←→
〃 右上を触る = A
〃 左上を触る = B
〃 右下を触る = start
〃 左下を触る = select
決定ボタン = A
MENU = B+↑
再生・一時停止 = B+↓
早送り = B+→
巻戻し= B+←
Hold = メニューに戻る
※「iboy.cfg」で変更できます。
このほかにも、まだまだ不安定ながらもファミコンが起動する「
iNES」やアーケードゲームが起動する「
iPodMAME」などがあります。